
家ダニの特徴
2011年04月19日
まずは家ダニを増やさない環境をつくること。
高温多湿に強く、温度が22〜28℃、湿度が60〜85%の時に家ダニは活発になります。
家ダニの80〜90%を占めるチリダニは噛んだりしませんが、その死骸や脱皮殻、糞などがさまざまなアレルゲンとされています。
最近では新建材の開発などで防ダニされている家屋が多いですが、都心のビル内に巣を作り排水管や排水溝を通って住居に侵入して家ダニをばらまくネズミが増えています。
家ダニを駆除するには、餌になる他のダニを増やさないように掃除を徹底することと、室温、湿度の管理をすることです。
イエダニという家ダニもいます。
チリダニは死ぬとアレルギー等の害になりますので、夏場に家ダニが増える前に対策が必要です。
この家ダニは特に新築後5年以内の住居の畳やウールじゅうたんに生息しており、5年を超えた住居でも、場合によっては翌年の夏に被害が発生することがあります。
屋内の4〜5%を占める家ダニはツメダニで、7〜9月に異常発生し、人を刺します。
ダニの繁殖は春から夏にかけてですが、ネズミの生息は冬季にも多いので、家ダニの被害は1年中続きます。
この家ダニネズミに寄生して吸血しますが、人にも吸血します。
家ダニを根本から除去するには専門の業者にネズミ駆除を頼まなければなりませんが、普通の家ダニなら市販のゴキブリ用殺虫剤で死滅させることができ、散布するときは、床面だけでなく壁やその隙間にもまく必要があります。
Posted by nox at 05:40│Comments(0)