
ゴマ油の作り方
2010年08月24日
それこそが、時間の経過とともに出て来たゴマ油の析出物、オリです、オリ。
特に最近は食べるラー油が大ブームですからね、ご家庭でせっせこと作っていらっしゃる方も多い事でしょう。
なんと言っても、ゴマ油の品質が決め手になる事は間違いないでしょうし、高価なのも納得と言えば納得ですね。
因みに、材料となるゴマは、その殆どが中国産かインド産なのだそうですよ。
ここで出る析出物は「オリ」と呼ばれるもので、ワインや醤油などの発酵製品の多くに見られる物質です。
また、複数回濾過する事によって、オリと一緒に、ゴマ粒の皮など、所謂正真正銘の不純物も取り除けますから、一石二鳥という訳です。
実はこのオリ、時間がたつに連れて生じるため、一旦熟成させたゴマ油の底には、再び蓄積してしまいます。
まあ不純物と言えば不純物ではありますが、別に人体への悪影響はなく、気にする必要はないとの事、でも、やはり店頭に並んでいる商品に入っていると、ちょっと嫌ですよね。
そこで、多くの工場では、この濾過と熟成を数回繰り返す事によって、なるべく不純物の少ないゴマ油を市販出来るように心がけているんだそうですよ。
だから、同じような香りがするのにも関わらず、味や用途が随分異なるんですね。
ゴマ油をいつまでもおいておくと、そのゴマ油の底には、なにやら怪しげな物質がうようよしているの、見た事ありませんか。
ただ、何故か皆さん、ゴマ油を使ってラー油を作る事は出来るとおっしゃいます。
特に調味料としてというよりは、おかずの一品としての価値が高まっている昨今の食べるラー油。
ゴマは今も昔も体にいいと言われる食材、その情報は、沢山のブログやサイトに掲載されています。
Posted by nox at 14:10│Comments(0)