
ブレードサーバーのシェア
2010年01月25日
国内サーバシェアにおいてはブレードサーバーは着実に存在感を増している現状です。
ラックマウント型サーバのシェアにブレードサーバーが食い込んだのがその要因です。
現在ではブレードサーバーシェアはサーバ市場全体の中で約8%を占めています。
ブレードサーバーの出荷台数もベンダ別シェアでは、NECがトップシェアになります。
日立は大規模案件を中心にブレードサーバーの営業をしており、シェアを回復しています。
2006年には一旦成長率が落ちたものの2007年にはブレードサーバーは大きく伸張しました。
最近ではストレージやスイッチをエンクロージャ内に同梱可能な統合型ブレードサーバーも揃ってきています。
NECはメーカー直販が主流ですが、ブレードサーバーの販売力を活かしきれていません。
2007年のブレードサーバーの市場占有率は日本HPが1位で、2位がIBMになっています。
3位がNEC、4位が日立のブレードサーバーシェアになっています。
次いでHP、IBM、日立のブレードサーバーの順で続いています。
IBMはブレードサーバー黎明期からシェア1位を維持してきましたが、100V対応に遅れたことから、IBMにブレードサーバーシェア1位を明け渡すことになりました。
ブレードサーバーでは、省電力対応や仮想化技術などの運用管理ツールの充実が今後の
ブレードサーバーシェアを見て行く上での重要なポイントになるでしょう。
Posted by nox at 03:10│Comments(0)