生活と趣味の部屋

ランクルの80系は、1989年から1998年にかけて約10年間製造された。
こうして出来たランクルはオーナーにとって、世界にたった一台だけの車になる。
内装にこだわる人はオーディオやスピーカー、シートやハンドルなどを交換するだろう。
つまりランクルは80系になって、オフロード走破性が飛躍的に向上したのだ。

ランクル100系がオフロード性能よりもラグジュアリー性を重視し、装備や内装を高級化して登場したので、クロスカントリー志向のユーザーには80系の方が魅力的に映るだろう。
80系の駆動方式は、それまでのランクルが「パートタイム」方式だったのに対して、「フルタイム」方式を採用した。
80系のランクルの中古車は多く流通しているので、四輪駆動車の専門店を回れば程度の良い80系を見つけることが可能だろう。
純正パーツをシッカリ取り付けて走るのもいいが、社外品のパーツを使い、お気に入りの一台に仕上げるのもランクル乗りの楽しみの一つだ。
ランクルの80系は、四輪駆動車の本来の姿を体現したモデルということができる。
80系のランクルは優れたオフロード性能に加え、オーナーの人数分だけの楽しみがある車なのだ