犬ダニを除去する方法

nox

2011年04月14日 04:50


大切なのは犬ダニの頭を残さず駆除することで、無理にはがすと頭だけが残ってしまい、化膿の原因になります。
犬ダニと呼ばれるマダニは、野原や山、草むらなど、草木の茂る場所にはどこにでも生息しており、卵から幼ダニ、若ダニ、成ダニと成長します。
このように怖い病気を連れてきますので、恐れずにゆっくり犬ダニをむしり取ってあげましょう。

犬ダニが怖いのは、マダニの胃に寄生する「バベシア」という原虫が、血を吸っている最中に犬の体内入り込み、血管内に侵入することです。
犬ダニが体内で増殖しながら赤血球に取り付いていく「バベシア」は、犬を貧血にさせてしまうのです。
治療薬はありますが、ある有効な薬剤が公害で生産中止になってしまったので、現在各病院ではではストックと他の治療薬を用いて犬ダニの治療にあたっています。
犬や猫が草むらを通ると、その毛に付き、犬ダニはどんどん奥へと潜っていくのです。
犬ダニによる「バベシア」の感染で、ひどくなると立ち上がることもできず衰弱死してしまう恐れもあります。
血を吸った犬ダニは草むらへ帰り、そこで産卵しますし、家の中で産卵するケースもあります。
犬ダニの予防法としては、春〜夏には首筋に殺虫剤を垂らしたりして予防するのがいいでしょう。