電子印鑑決裁制度の注意点

nox

2010年07月24日 09:00

電子印鑑がイマイチ世の中に浸透していかない理由は、主に3つほどの原因があるのではないかと私は考えています。
わざわざ書類を印刷して印鑑を押す必要がなく、また印刷するとしてもすでに電子印鑑で捺印された状態になるのです。
作業の効率化を考えた時に、電子印鑑システムほど効果的なものはないのではないかと、私は思うのです。
そのうちの一つは、やはり法的な承認が電子印鑑システムに得られていないという点ではないでしょうか。
印鑑としての本来の能力を、電子印鑑システムでは発揮する事ができないのです。
そう考えると、やはり電子印鑑システムを普及させるべきですし、皆さんもネットのサイトやブログでこのシステムについて大いに学ばなければならないのかもしれません。
実印を必要としない書類であれば、電子印鑑システムは重宝されますが、こうした実印能力がなければ、やはり魅力は半減です。
電子印鑑システムが認められれば、地球環境にも貢献することができると言われているのです。
そうなれば、重要な書類には、印刷をしてわざわざ手押しで捺印をすることになり、これでは電子印鑑システムの真価は発揮されません。

電子印鑑システムを普及させていくのであれば、こうした問題を全て解消していかなければならないのです。
こうなると、電子印鑑システムはこれ以上普及する事など出来ないのではないかという危機感を抱いてしまいます。
もし電子印鑑システムが電子決裁として可能になってくれば、無駄に紙を使う必要もなくなります。