地熱発電の仕組み

nox

2009年12月16日 20:40



地熱発電は発電に使用した蒸気や余った熱水をそのまま地表に放出してしまうと、地熱発電で使用された地下の蒸気や熱水が枯渇してしまう可能性があります。地熱発電は、地球内部の熱エネルギーを利用する仕組みの発電です。
この地熱発電の発電方法を別名、バイナリーサイクルと呼んでいます。
1つは、地下にある熱水から天然の蒸気、熱水を取り出して地熱発電を得る方法です。
現在では、日本においても18ヵ所の地熱発電所が稼働しています。

地熱発電の仕組みは、1904年にイタリアのラルデレロで生まれました。
もう1つは、高温岩体に割れ目を作り水を注入して熱を抽出させ地熱発電を得る方法。
ただこの還元する量が多かったり場所が悪いと、地熱発電に利用可能な蒸気や熱水を得られなくなる可能性があります。
地熱発電で還元する際には、適切な量と場所を吟味する必要があります。
地熱エネルギーは純産国、日本にとって、地熱発電利用の重要な自然の恵みになります。
日本は火山列島とよばれ、地熱発電には理想的な火山国と言えます。