地熱発電を開発する企業

nox

2009年12月15日 20:30


他の企業としては、日鉄鉱業と九州電力も約200億円を投じて地熱発電所を新設。
地熱発電は発電以外にも、暖房や冷房、温水プールや温室などにも利用されており、クリーンなエネルギーとして企業は注目しています。
地下の熱水や蒸気を利用する地熱発電の新しい企業計画もあります。

地熱発電の新たな企業として、三菱マテリアルとJパワーが事業化に乗り出しました。
さらに地熱発電は、石油や石炭のように枯渇の心配がないので、半永久的に利用することができ、天候や気候に左右されないという大きなメリットがあります。
地熱は発電時にCO2排出が極め少なく、地熱発電は原子力の半分程度の排出量です。
国内の地熱開発は石油危機後、企業が積極的に地熱発電開発に取り組みました。
そして設備建設や送電を含めても地熱発電のCO2排出量は火力の数十分の一程度です。
また原燃料を海外に頼らなくてすむために国内企業は地熱発電開発に意欲的です。
そうしたことから、地熱発電は為替や燃料価格の変動リスクが少ない利点があります。
日本は地熱資源に恵まれている環境から地熱発電参入に企業が躍起となっています。
新たな地熱発電設備建設に向け、各企業が本格的に調査に向け乗り出しています。